【SNS?Eメール?】日本での就職活動、どっちが正解?
失敗しない「連絡ツール」の使い分けガイド(グローバル人材向け)
「母国では、仕事の連絡もFacebookやZaloを使うのが普通でした。」
「日本の会社は、どうしてEメールばかり使うのですか?」
これは、日本で仕事を探している外国人の方から、サオマイジャパンによくいただく質問です。
たしかに、ベトナムやフィリピンなどでは、SNSで面接の日程を決めたり、履歴書を送ったりすることも多いですよね。とても便利で、返事も早いです。
でも、日本の会社、特に建設業・電気工事・設備工事などの会社では、今でもEメールが一番大切な連絡方法です。
SNSでの連絡を「マナーがよくない」「仕事の連絡としては軽い」と感じる人も、まだ多くいます。
この記事では、日本での就職活動で失敗しないために、EメールとSNS(LINEなど)の正しい使い分けを、やさしい日本語で説明します。
① 基本ルール:はじめての連絡・大事な書類は「Eメール」
日本のビジネスでは、Eメールがいちばん正式(せいしき)な連絡方法です。
✅ Eメールを使う場面
- はじめて会社に応募する時
- 履歴書・職務経歴書を送る時
- 内定(ないてい)や契約書の連絡
なぜEメール?
日本の会社は、「記録を残すこと」をとても大切にします。Eメールは、あとから見返すことができ、「言った・言わない」のトラブルも防げます。
② LINEやSNSを使っていいのは、こんな時だけ
最近は、LINEを使う会社も増えてきました。でも、自分から勝手に使うのはNGです。
✅ SNSを使っていい時
- 会社の担当者から「LINEで連絡しましょう」と言われた時
- 面接当日に電車が遅れたなど、すぐ連絡が必要な時
⚠️ 絶対にやってはいけないこと
- 担当者の個人LINEやFacebookを勝手に探して連絡すること
これは日本では、「プライベートに入りすぎ」と考えられ、とても失礼になります。
③ SNSを使う時の「4つの大事なマナー」
LINEで連絡する時も、友達との会話とはちがいます。
-
プロフィール写真
アニメ・遊びの写真・恋人との写真はNG。顔写真か、風景など落ち着いたものがおすすめです。 -
スタンプは使わない
👍❤️😊 などのスタンプは仕事では使いません。文字だけで書きましょう。 -
絵文字も使わない
❌ ありがとうございます😊
⭕️ ありがとうございます。
シンプルな方が、まじめな印象になります。 -
送る時間に注意
夜9時以降、朝早すぎる時間はNG。9:00〜19:00ごろに送りましょう。
④ 【コピーOK】そのまま使える返信例文
ケースA:LINEで面接日が決まった時
❌ ダメな例
「OKです!その日行きます👍」
⭕️ 良い例
ご連絡ありがとうございます。
〇月〇日 14:00ですね。承知いたしました。
当日はよろしくお願いいたします。
(名前)
ケースB:Eメールで履歴書を送る時
件名:応募書類送付の件(氏名)
本文:
〇〇株式会社
採用ご担当者様
はじめてご連絡いたします。
(氏名)と申します。
求人を拝見し、応募いたしました。
履歴書・職務経歴書をお送りいたします。
ご確認のほど、よろしくお願いいたします。
氏名:〇〇 〇〇
電話:090-xxxx-xxxx
まとめ:正しい連絡が「信頼」につながります
- 大事な連絡 → Eメール
- 急ぎの連絡 → LINE(マナーを守る)
これができるだけで、会社の人は「この人は日本の仕事のやり方を分かっている」と感じます。
私たちサオマイジャパンが紹介している建設業・電気工事・設備工事の会社は、礼儀やマナーをとても大切にする会社が多いです。
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