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外国人留学生向け|日本企業に評価される「自己PR」の作り方【例文付き】

 

日本の就職活動において、外国人留学生が最も悩みやすいのが「自己PR」です。
母国では「自分の実績や能力を強くアピールする」スタイルが一般的でも、日本の企業では 「会社に合うか」「入社後に活躍できそうか」という観点で自己PRが評価されることが多いです。
この記事では、留学生の皆さんが日本企業に伝わる自己PRを作るための考え方と、書き方のコツ、すぐに使える例文をまとめて紹介します。

目次

  • 1. なぜ日本企業は「自己PR」を聞くの?
  • 2. 自分のアピールポイントを見つけよう
  • 3. 日本企業に評価される書き方のコツ
  • 4. アピールポイント別・例文集
  • 5. まとめ(チェックリスト付き)

1. なぜ日本企業は「自己PR」を聞くの?

日本企業が自己PRで見ているのは、「すごい成果」だけではありません。
主に次のようなポイントを確認するために自己PRを聞きます。

  • 会社が求める能力を持っているか
  • 仕事の進め方や考え方が合いそうか
  • チームで働けるか(協力・報連相・周囲への配慮)
  • 入社後も継続して頑張れそうか(再現性・継続性)

例えば、あなたが「好奇心が強い(新しいことが好き)」とアピールした場合でも、 企業のタイプによって評価が変わることがあります。

  • 新しい挑戦や変化が多い会社 → 「成長しそう」「柔軟に対応できそう」と高評価になりやすい
  • 同じ仕事をコツコツ積み上げる会社 → 「飽きてしまうかも」と心配されることもある

ポイント:自己PRは「自分の強み紹介」ですが、実は相手(企業)が求める人物像に合わせることが大切です。

2. 自分のアピールポイントを見つけよう

「自分の強みがよく分からない」と感じる人は多いです。
そんな時は、日本企業が重視しやすい5つの能力から、当てはまるものを探してみましょう。

重要度 能力 キーワード例
1位 コミュニケーション能力 論理的、客観的、相手目線、報連相、交渉、社交的
2位 主体性(しゅたいせい) 自分で考えて動く、責任感、前向き、自己管理
3位 チャレンジ精神 好奇心、向上心、変化を恐れない、改善、提案
4位 協調性(きょうちょうせい) チームワーク、役割理解、貢献、適応力、リーダーシップ
5位 誠実性(せいじつせい) 真面目、継続力、丁寧、正直、几帳面

「強みがない」と思ってしまう場合は、短所を言い換えてみましょう。
短所は「使い方」次第で強みに変わります。

  • 融通が利かない → 真面目で基準を守れる/責任感が強い
  • 心配性 → 事前確認が丁寧/ミスが少ない
  • 話すのが得意ではない → 落ち着いて聞ける/相手の話を整理できる

3. 日本企業に評価される書き方のコツ

自己PRでは、エピソードの「選び方」と「書き方」が重要です。
日本企業に評価されやすいポイントを、具体的に確認しましょう。

  1. 短期間より、長期間続けた経験
    例:1回のイベントより、半年〜1年以上続けたアルバイト・ゼミ活動・部活など。
    「入社後も続けて努力できる」という印象につながります。
  2. 趣味より、義務や役割がある経験
    学校の課題、アルバイトでの担当業務、トラブル対応などは説得力が出やすいです。
  3. 成功より、苦労やプロセス
    結果が大きくなくても、どんな工夫をしたか、どう改善したかを書くことで人柄が伝わります。
  4. 個人より、チームでの行動
    日本企業は協力して仕事を進めることが多いため、「人と一緒に成果を出した経験」は強みになります。
  5. 数字や状況で具体的に書く
    「忙しい店」より「1日○○人が来店」など、具体性があると読み手がイメージしやすくなります。

おすすめの構成:
①結論(私の強みは〇〇です) → ②エピソード(何があったか) → ③工夫(どう行動したか) → ④結果(どう変わったか) → ⑤入社後(どう活かすか)

4. アピールポイント別・例文集

ここでは、留学生の皆さんにも使いやすい例文を紹介します。
自分の経験に合わせて、数字や状況、役割を変えて使ってください。

① コミュニケーション能力(客観的である)

例文:
私の強みは、自分を客観的に見て改善できることです。
携帯ショップのアルバイトで、高齢のお客様への説明が伝わりにくいことがありました。 そこで自分の接客を振り返ったところ、専門用語(タップなど)が多いことが原因だと分かりました。
以後は「指で軽く触れてください」など、相手に分かりやすい言葉へ言い換える工夫をしました。
その結果、お客様から「分かりやすかった」と言われることが増え、クレームも減りました。
このように、相手目線で改善する力を御社でも活かしたいです。

② 主体性(自律的である/自己管理)

例文:
私の強みは、目標を立てて計画的に行動できることです。
大学時代、学業とアルバイトを両立しながら簿記2級を取得しました。
1日・1週間単位で学習計画を作成し、毎日「やることリスト」を作って進捗を管理しました。
予定通りに進まない時は、翌朝の時間を活用して調整するなど工夫し、継続できました。
この自己管理能力を活かし、御社でも期限を守って着実に業務を進めます。

③ チャレンジ精神(改善・提案ができる)

例文:
私の強みは、現状をより良くするために改善提案できることです。
飲食店のアルバイトで、シフト管理が紙中心で、共有ミスが発生する課題がありました。
そこで私はエクセルで管理テンプレートを作成し、スタッフ全員が見られる形で共有することを提案しました。
運用ルールも簡単にまとめたことで、確認漏れが減り、店長からも「助かった」と言われました。
御社でも、小さな課題を見つけて改善する姿勢を大切にしたいです。

④ 協調性(統率力・リーダーシップ)

例文:
私の強みは、メンバーの個性を活かしてチームをまとめる力です。
学園祭でステージ担当リーダーを務めた際、まずメンバー全員と面談し、得意分野や希望を把握しました。
その上で役割分担を明確にし、進捗確認の時間を短く設定して情報共有を徹底しました。
また、良い点を積極的に言葉で伝えるようにしたことで、雰囲気が良くなり、当日もスムーズに運営できました。
御社でもチームで成果を出すために、丁寧なコミュニケーションを実践します。

⑤ 誠実性(継続力がある)

例文:
私の強みは、困難があっても継続して努力できることです。
入学以来、スーパーマーケットでのアルバイトを続けています。
学年が上がり忙しくなった時期は、シフトを夜間に変更し、学業と両立できる形に調整しました。
継続して働いた結果、現在は新人指導や売り場作りも任され、常連のお客様からも信頼をいただいています。
この継続力を活かして、御社でも長期的に貢献したいと考えています。

5. まとめ(チェックリスト付き)

自己PRで最も大切なのは、「自分が言いたいこと」ではなく、「企業が知りたいこと」を意識することです。
最後に、提出前に確認できるチェックリストを用意しました。

  • 強みは、応募企業が求める人物像と合っている
  • エピソードが具体的(状況・役割・数字がある)
  • 工夫やプロセスが書けている(なぜ・どうした)
  • 結果が書けている(変化・評価・学び)
  • 入社後にどう活かすかが書けている

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